基礎控除とは?
基礎控除(きそこうじょ)とは、「所得(しょとく)がある人全て」の税負担を軽くするための制度です。
所得金額に応じて一定額を差し引くことができ、所得税や住民税が安くなります。
ポイント
基礎控除は、ほかの控除のように特別な条件が必要ありません。所得が一定以下であれば、誰でも平等に受けられます。
基礎控除を受けるための条件
基礎控除を受けるための条件は、合計所得金額が2,500万円以下であることです。 ほかの控除と異なり、特別な条件はなく、所得が一定以下であれば誰でも自動的に適用されます。
基礎控除の金額・計算方法
基礎控除の金額は、その人の合計所得金額(ごうけいしょとくきんがく)によって決まります。
| 合計所得金額 | 基礎控除の額 |
|---|---|
| 132万円以下 | 95万円 |
| 132万円超 336万円以下 | 88万円 |
| 336万円超 489万円以下 | 68万円 |
| 489万円超 655万円以下 | 63万円 |
| 655万円超 2,350万円以下 | 58万円 |
| 2,350万円超 2,400万円以下 | 48万円 |
| 2,400万円超 2,450万円以下 | 32万円 |
| 2,450万円超 2,500万円以下 | 16万円 |
| 2,500万円超 | 0円 |
補足
2025年(令和7年)分から制度が変わり、控除額が最大95万円に引き上げられました。
税金は、所得の合計から控除を引いた後の金額に対して計算されます。
税金がかかる金額 = 所得の合計 − 所得控除(基礎控除など)
基礎控除があることで、所得のうち一定の金額には税金がかからない仕組みです。
基礎控除の申請・手続き方法
基礎控除の手続きは、働き方によって異なります。
会社員の場合(年末調整)
勤務先で行う「年末調整(ねんまつちょうせい)」で申請します。 「給与所得者の基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書」に合計所得の見積額を記入して、会社に提出します。
フリーランス・個人事業主の場合(確定申告)
翌年の2月から3月にかけて行う「確定申告(かくていしんこく)」で申請します。 確定申告書の「基礎控除」の欄に所得金額を記入します。
申請に必要なもの
別途準備が必要な証明書類はありません。 確定申告を行う場合は、本人確認のためマイナンバーカードまたは通知カードと身分証明書を用意してください。 確定申告書の控えは、参考のために5年間保管しておくことをおすすめします。
まとめ
基礎控除は、合計所得が2,500万円以下の人なら誰でも受けられる所得控除です。
所得金額に応じて、所得税から最大95万円を差し引けます。
会社員は年末調整、個人事業主は確定申告で正しく手続きを行いましょう。
参考・出典
この記事の情報は2026年4月時点のものです。制度は改正される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。