開業届(かいぎょうとどけ)とは?

開業届とは、新しく事業を始めたことを税務署に知らせる書類です。 フリーランスとして仕事を始めたら、原則として1か月以内に提出します。 提出すると、屋号(やごう:仕事上の名前)で銀行口座を作れます。

ポイント 開業届を出すと、税金が安くなる「青色申告」の申請ができます。

青色申告(あおいろしんこく)と白色申告(しろいろしんこく)

確定申告には、大きく分けて青色申告白色申告の2種類があります。 税金を安くしたい場合は、最大65万円の控除が受けられる青色申告がおすすめです。 控除(こうじょ)とは、税金を計算するときに差し引く金額のことです。

項目青色申告白色申告
節税効果高い(最大65万円控除)低い(控除なし)
帳簿の付け方複雑(複式簿記)簡易(単式簿記)
事前の申請必要不要
注意 青色申告をするには、開業から2か月以内、またはその年の3月15日までに「青色申告承認申請書」を提出します。

確定申告(かくていしんこく)のスケジュール

確定申告は、1年間の利益を計算して所得税(しょとくぜい)を納める手続きです。 毎年、2月16日から3月15日までの間に行います。 初年度は領収書の整理に時間がかかるため、早めに準備を進めることが大切です。

確定申告に必要な準備

  • 1年間の売上がわかる書類(請求書など)
  • 経費(けいひ)の領収書やレシート
  • マイナンバーカード
  • 控除を受けるための証明書(保険料の通知など)
補足 マイナンバーカードがあれば、「e-Tax(イータックス)」を使ってスマホやパソコンから自宅で申告できます。

初年度に支払う主な税金

フリーランスが納める税金は、主に以下の4種類です。 会社員時代とは異なり、自分で納付書を使って支払います。

  • 所得税(しょとくぜい):個人の1年間の利益にかかる税金です。
  • 住民税(じゅうみんぜい):住んでいる市区町村に払う税金です。
  • 個人事業税(こじんじぎょうぜい):利益が一定の金額を超えた場合にかかる税金です。
  • 消費税(しょうひぜい):売上が1,000万円を超えた場合などに支払います。
補足 住民税は、確定申告の内容に基づいて、6月ごろに自宅へ納付書が届きます。
まとめ フリーランス初年度は、まず「開業届」と「青色申告承認申請書」を提出します。日々の経費をこまめに記録しておくことが大切です。

参考・出典


この記事の情報は2026年4月時点のものです。制度は改正される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。