住民税とは?
住民税は、住んでいる市区町村や都道府県に納める税金です。前年の1月から12月までの所得(かせぎ)をもとに、翌年の税額が決まります。
2026年度の住民税は、2025年1月1日から12月31日までの収入をもとに計算されます。
ポイント
令和9年(2027年)度分の個人住民税からは、給与所得控除額の最低保障額が74万円に引き上げられるなどの改正が予定されています。
会社員の納付時期と方法(特別徴収)
会社員や公務員の場合、住民税は給料から差し引かれます。これを特別徴収(とくべつちょうしゅう)と呼びます。
納付のスケジュール
毎年6月から翌年5月までの12回に分けて、毎月の給料から天引きされます。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 5月ごろ | 会社から「住民税決定通知書」が渡されます |
| 6月 | 新しい年度の住民税の天引きが始まります |
| 翌年5月 | その年度の最後の天引きが行われます |
会社が本人に代わって自治体へ納めるため、自分で手続きする必要はありません。
補足
6月分だけは金額の端数を調整するため、7月以降の金額と少し異なる場合があります。
フリーランス・自営業の納付時期と方法(普通徴収)
フリーランスや個人事業主などは、届く納付書を使って自分で納めます。これを普通徴収(ふつうちょうしゅう)と呼びます。
納付のスケジュール
原則として、1年分を4回に分けて納めます。
- 第1期:6月末
- 第2期:8月末
- 第3期:10月末
- 第4期:翌年1月末
毎年6月ごろに、自宅へ「納税通知書」と「納付書」が届きます。第1期の期限までに、全額を一括で納付することもできます。
注意
納付期限を過ぎると延滞金が発生するため、忘れずに納めましょう。
支払い方法の種類
最近では、銀行やコンビニ以外にも多くの納付方法があります。
- コンビニ・金融機関の窓口
- 口座振替(自動引き落とし)
- クレジットカード(手数料がかかる場合があります)
- スマホ決済アプリ(PayPay、d払いなど)
- eL-QR(エルキューアール)を利用した電子納付
ポイント
納付書のQRコード(eL-QR)を読み取れば、自宅からクレジットカードやスマホ決済で納付できます。
退職したときの住民税はどうなる?
会社を辞めると、給料からの天引き(特別徴収)ができなくなります。その場合は、残りの住民税を自分で納める普通徴収に切り替わります。
退職時期による違い
退職する月によって、残りの税金の納め方が異なります。
- 6月から12月に退職:残りの分を自分で納めるか、最後の給料からまとめて引くか選べます。
- 1月から4月に退職:原則として、最後の給料から5月分まで一括で引かれます。
補足
転職先が決まっている場合は、新しい会社で引き続き天引き(特別徴収)を利用できます。
まとめ
住民税は、会社員なら6月から給料天引き、フリーランスなら6月から年4回に分けて自分で納めます。今後は控除額の引き上げなども予定されていますが、基本的な納付の仕組みや時期に大きな変更はありません。
参考・出典
この記事の情報は2026年4月時点のものです。制度は改正される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。